第一章 Fisherman’s Memoir #4
僕は、ただじっと月明かりに照らされ、海面は鏡のように穏やかで月が反射している。
そんな海を、僕はただじっと見つめていた。
そんな時、右舷側の海面が“キラリ”と光った。
「ん?遭難信号か何かか?」と思い、双眼鏡を使い光った方向を見たが何も見当たらない。
しかし、万が一の事もある。
双眼鏡を持って外に出てブリッジの上に登り、双眼鏡で光った方向を確認した。
何も見えない。
左舷11時の方向には、巨大な満月が出ている。
改めて光った方向を双眼鏡で確認したが、何も見えなかった。
海面に月が写っていてとても綺麗だったので、僕は船が切り裂く風の音と月明かりを楽しみたくなって海面を眺めていた。
すると!
月の真下あたりにキラ!キラ!キラ!と三連続で光った。
